ABEMAの有料配信は「チケット」という言い方をすることが多く、初めてだと購入の入口で迷いやすいです。
特に、アプリで買うのかブラウザで買うのかで、支払い方法や手数料の扱いが変わる点がつまずきポイントになります。
さらに、テレビで見たい人ほど「テレビから買えない」ケースに当たって、購入と視聴の段取りが混線しがちです。
そこでこのページでは、購入の流れを最短で通すための手順を、端末別の注意点込みで整理します。
購入後に見られない、二重購入が怖い、販売が終わっていたなどの不安も、事前に潰せるように作っています。
読みながら同じ画面を開いていけば、そのまま購入完了まで進めるはずです。
ABEMAでチケットを購入する7つの手順は
ABEMAのチケット購入は、配信ページからチケットを選び、アカウント確認と決済を済ませるのが基本の流れです。
ただし購入に使える端末や決済手段は固定されているため、最初に分岐を理解しておくとスムーズです。
ここでは「迷いが出る順番」に並べて、購入の道筋を短くします。
購入前の準備
購入画面に入る前に、ABEMAにログインできる状態かどうかだけ先に整えておくと失速しません。
メール認証が挟まることがあるので、受信できるメールアドレスもすぐ使える形にしておくと安心です。
- ABEMAアカウント
- メール受信設定
- 最新版アプリ
- 支払い手段
- 視聴端末
アプリで買うかPCブラウザで買うかによって決済が変わるため、使う端末も先に決めておきます。
迷ったら、まずは購入までをPCブラウザで進め、視聴は後で端末を切り替える考え方が安定します。
配信ページの見つけ方
チケット販売中の配信は、番組ページに「チケット」や「購入」などの導線が出ていることが多いです。
検索から入った場合は、同名の見逃し配信や無料枠と混ざることがあるので、販売中の券種が表示されるページまで移動します。
番組ページで券種の一覧が出たら、そこが購入の出発点になります。
購入期間や販売終了時刻は配信ごとに異なるため、ページ内の販売期限も同時に確認します。
購入ボタンが出ないときは、次の見出しの「購入できる端末」を先に見直すのが近道です。
チケット種類の選び方
同じ配信でも、視聴期間や特典の有無で券種が複数用意されることがあります。
迷ったら、まず「生配信が見られる券種」か「見逃し視聴が付く券種」かを基準にすると整理しやすいです。
- 生配信の可否
- 見逃し視聴の有無
- 視聴期限
- 特典の有無
- 価格表示
券種ごとの説明は短く見えることがあるので、購入直前の確認画面で視聴期限をもう一度読むのが安全です。
「安い方でいい」と決める前に、見逃しの有無だけは必ず合わせておくと後悔しにくくなります。
アプリでの購入手順
アプリからの購入は、アプリ内課金として決済が進む形になり、支払いはAppleやGoogleなどの仕組みに乗ります。
配信ページで券種を選び、購入内容を確認して決済を確定させると購入完了になります。
購入後は同じABEMAアカウントでログインした状態で、対象の配信ページへ戻ると視聴導線が表示されます。
アプリ購入は手数料が上乗せされる場合があるため、表示金額が想定より高いときはその場で金額を見直します。
購入途中で止まるときは、アプリが最新版かどうかと、ストア側の支払い設定が有効かどうかを確認します。
PCブラウザでの購入手順
PCブラウザからの購入は、基本的にクレジットカード決済で進む形になり、アプリ内課金とは流れが別です。
配信ページで券種を選ぶと、メールアドレス登録や認証コード入力などの手順が入る場合があります。
認証が終わると購入内容の確認に進み、支払いを確定させると購入完了になります。
ブラウザ購入が完了したら、同じABEMAアカウントでアプリやテレビ側にログインして視聴に移れます。
決済が通ったのに視聴できないときは、購入したアカウントと視聴しているアカウントが一致しているかを確認します。
購入後に視聴へつなげる
購入が完了すると、対象の配信ページに視聴ボタンや視聴可能の表示が出る形が基本です。
生配信の開始前は「購入済み」でも視聴画面が出ないことがあるので、開始時刻になってからページを更新します。
見逃し視聴が付く券種の場合は、配信終了後に視聴期間が始まるケースもあるため、視聴期限を基準に判断します。
- 配信ページへ戻る
- 開始時刻で更新
- 購入済み表示を確認
- 見逃し期限を確認
- 同一アカウントで視聴
うまく切り替わらないときは、いったんアプリを再起動して同じページを開き直すのが早いです。
決済の差が一瞬で決まるポイント
ABEMAチケットの決済は「どこで買うか」でほぼ決まるため、先に仕組みを知っておくと迷いが減ります。
ざっくり言えば、アプリはアプリ内課金、Webブラウザはクレジットカードという分け方です。
ここでは決済の種類と、よくある勘違いを整理します。
決済手段の早見表
購入場所ごとの決済手段を、まずは一覧で把握しておくと判断が速くなります。
特に「PayPayで払いたい」「カードが使えない」などの希望がある場合は、購入場所の選び直しが必要になります。
| 購入場所 | アプリ / Web |
|---|---|
| 決済 | アプリ内課金 / クレカ |
| 管理 | ストア / 決済代行 |
| 注意点 | 手数料表示 / カード必須 |
どれで買えるか分からないときは、まずWebブラウザで購入可否を確認し、難しければアプリ購入へ切り替えると迷いにくいです。
逆に、アプリで表示金額が高いと感じたら、Webブラウザの購入画面も一度見て比較します。
Webブラウザ購入の特徴
Webブラウザでのチケット購入は、基本的にクレジットカード払いのみの想定で進みます。
ストア決済ではない分、端末に依存しにくく、購入だけを先に済ませたいときに相性が良いです。
一方で、カードが使えない環境だと購入ルート自体が閉じるため、別の決済希望がある人はアプリ購入を検討します。
ブラウザ購入後の視聴は、同じABEMAアカウントでログインすればアプリ側でもつながる形が基本です。
決済エラーが出たら、カードの3Dセキュアや利用制限の可能性もあるので、カード会社側の設定も合わせて見直します。
アプリ購入の特徴
アプリで購入する場合は、AppleやGoogleなどのアプリ内課金として処理され、支払い設定は各ストアのルールに従います。
そのため、普段アプリ課金を使っている人はスムーズですが、ストア側の支払い設定が未設定だと購入が止まります。
支払い方法の選択肢はストアに依存し、カード以外の選択肢が使えることもあるため、カードが使えないときの逃げ道になります。
- ストア決済
- 支払い設定の影響
- 端末依存の可能性
- 選択肢の幅
- 金額表示の差
ただし番組によっては手数料が上乗せされることがあるので、購入確定前の金額表示は必ず確認します。
手数料が発生しやすい場面
アプリ購入は、番組によってアプリ手数料がかかる場合があり、同じ券種でも金額が違って見えることがあります。
この差は購入画面で表示されるため、購入確定の直前に金額を見直すだけで回避できます。
「いつもより高い」と感じたときは、同じ番組ページをPCブラウザでも開いて金額の出方を見比べます。
逆に、少しでも早く買いたい状況なら、金額に納得した上でアプリ購入で一気に確定させる方が確実です。
迷いが続くと販売終了時刻に間に合わないことがあるため、最優先は購入完了に置くのが現実的です。
領収書まわりの考え方
領収書の扱いは、どこで決済したかに依存するため、購入場所を決める前に用途を決めておくと混乱しません。
アプリ内課金で購入した場合は、ストア側の購入履歴が基準になりやすく、法人処理に使う場合はルールの確認が必要です。
Webブラウザ購入の場合はカード明細を基準に整理しやすい一方で、名義や提出形式の要件があると追加の対応が必要になります。
- 購入場所の記録
- 購入日時の控え
- 支払い手段の明細
- 購入メールの保存
- アカウントIDの控え
いずれの場合でも、購入完了メールや購入履歴の画面は、スクリーンショットで残しておくと問い合わせ時に役立ちます。
購入できる端末の落とし穴
ABEMAのチケットは「どの端末でも買える」わけではなく、購入できる端末が明確に決まっています。
特にテレビで見たい人ほど、購入と視聴の担当端末を分ける必要が出てきます。
ここでは購入可能端末と、テレビ視聴へつなげる段取りを整理します。
購入可能な端末を把握する
チケット購入は、iOSアプリ、Androidアプリ、Android TVアプリ、PCブラウザが対象とされます。
一方で、ChromecastやFire TVなどの機器からは購入できないとされているため、視聴端末とは切り分けが必要です。
| 購入できる端末 | iOS / Android |
|---|---|
| 購入できる端末 | Android TV |
| 購入できる端末 | PCブラウザ |
| 購入できない例 | Chromecast / Fire TV |
まず購入できる端末でチケットを確保し、そのあと視聴したい端末へ移動する順番が安全です。
「テレビで買えない」だけで詰まるケースが多いので、ここを先に理解しておくと進行が速くなります。
テレビで見たいときの段取り
テレビで視聴したい場合でも、購入はスマホやPCで済ませておき、同じアカウントでテレビ側にログインします。
購入後は番組ページ側に視聴導線が出る形が多いので、テレビ側でも同じ番組ページを開き直すのが基本です。
- 購入はスマホかPC
- テレビは視聴専用
- 同一アカウントでログイン
- 番組ページを再表示
- 開始時刻に更新
開始直後に画面が出ないときは、アプリの再起動やログインし直しで切り替わることがあります。
家族で使い回すとアカウントが混ざりやすいので、購入者のアカウントで統一するのが安全です。
アカウントが違うと視聴が消える
購入したチケットはABEMAアカウントに紐づくため、別アカウントで開くと未購入に見えることがあります。
特にスマホとテレビで違うメールアドレスを使っていると、購入したのに見られない状態になりやすいです。
購入メールが届いたアドレスのアカウントが、購入アカウントの手がかりになります。
視聴端末を増やす前に、まず購入アカウントのログイン情報を一つに固定しておくと混乱が減ります。
二重購入を避ける意味でも、家族共有の前に「購入担当アカウント」を決めるのがおすすめです。
販売終了タイミングに負けない
チケットの販売期間や販売終了のタイミングは、配信ごとに違うため、ぎりぎり購入は危険です。
購入直前にアクセスが集中すると、決済画面の読み込みが遅くなり、そのまま販売終了になるケースもあります。
- 販売期限の確認
- 早めの購入
- 回線の安定
- ログインの事前確認
- 決済手段の準備
開始直前に買う場合は、事前にログインを済ませ、券種選択まで進めてから待機すると安全です。
読み込みが遅いときは、端末を変えるより、同じ端末でページ更新を試す方が早く戻ることがあります。
キャンセル前提で考えると危ない
ABEMAのチケットは、購入後のキャンセルや返金ができないと案内されているため、慎重さが必要です。
一方で、配信側の事情で払い戻しの案内が出ることもあるため、例外の扱いも知っておくと安心です。
ここでは「原則」と「例外」を分けて整理します。
原則として購入後の取消はできない
ペイパービューのチケットは、購入後のキャンセルや返金はできないと案内されています。
そのため、購入前に券種、視聴期限、金額表示、購入アカウントの一致を一通り確認してから確定させます。
特に見逃し期限は配信ごとに違うため、「後で見られる」と思い込んで買うと後悔しやすいです。
- 券種の確認
- 視聴期限の確認
- 金額表示の確認
- アカウント一致
- 端末の購入可否
購入を急いでいるときほど、最低限この5点だけは確定前に目で追うのが安全です。
払い戻しの案内が出るケース
原則として返金不可でも、配信側の都合で払い戻しを受け付ける案内が出ることがあります。
この場合は、番組ページ内に専用の手続き案内が出たり、期間限定のフォームで受付が行われたりします。
| 基本方針 | 返金不可 |
|---|---|
| 例外の発生 | 主催側の案内 |
| 手続き | 専用フォーム |
| 期限 | 期間限定 |
「返金できるらしい」という噂だけで動くのは危険なので、必ずABEMA内の案内ページを確認してから手続きを進めます。
案内が出ている期間を過ぎると対応不可になることがあるため、該当する場合は早めに手続きを進めます。
18歳未満の購入は同意が必要
利用者が18歳未満の場合は、親権者の同意を得たうえで購入するよう案内されています。
家族の端末で購入するときは、誰のアカウントで購入したかが後から分からなくなりやすいので注意が必要です。
同意の有無だけでなく、決済名義や請求先にも影響するため、購入担当を決めて統一するのが安全です。
- 親権者の同意
- 購入担当の統一
- アカウントの固定
- 請求先の確認
- 端末の誤操作防止
視聴だけを子ども側の端末で行う場合でも、購入は大人のアカウントで行うなど、役割分担を決めると混乱しません。
アプリは最新版にしてから進める
ペイパービュー購入時は、ABEMAアプリが最新版であることを確認するよう案内されています。
購入ボタンが表示されない、決済に進めない、視聴画面に切り替わらないといった症状は、更新で改善することがあります。
特に大型配信の当日は更新が集中しやすいので、前日までに更新しておくと安心です。
更新後は一度ログインし直し、購入予定の配信ページが正しく表示されるかだけ先に見ておきます。
それでも不安が残るなら、PCブラウザで購入だけ先に済ませるルートも候補になります。
購入期間は配信ごとに違う
購入可能な期間や販売終了のタイミングは、配信ごとに異なると案内されています。
開始直前まで買える配信もあれば、開始前に販売終了する配信もあるため、番組ページの表示を基準にします。
見逃し付き券種でも販売終了が早い場合があるので、「見逃しがあるから後で買う」は危険です。
- 販売開始の時刻
- 販売終了の時刻
- 見逃しの有無
- 視聴期限
- 券種の在庫表示
購入する気持ちが固まったら、まず確保してから視聴の段取りを整える方が、結果的に安心して楽しめます。
購入できないときの原因別ルート
購入できない原因は「端末の条件」「アカウントの不一致」「決済設定」のどれかに寄っていることが多いです。
やみくもに再インストールするより、症状ごとに切り分ける方が復帰が速くなります。
ここではよくある詰まり方を、原因と次の動きで整理します。
購入ボタンが表示されない
購入ボタンが出ないときは、そもそも購入できない端末で開いている可能性があります。
ChromecastやFire TVなどからは購入できないとされているため、スマホアプリかPCブラウザで開き直します。
また、販売終了済みの場合もボタンが消えるため、番組ページの販売期限表示も同時に確認します。
- 購入できる端末で開く
- 番組ページを更新
- 販売期限を確認
- ログイン状態を確認
- 別ブラウザを試す
それでも表示が不安定なら、アプリの更新と再起動を挟んでから、同じページを開き直します。
支払いが確定できない
支払いが確定できない場合は、決済手段と購入場所の相性が合っていないケースがあります。
Webブラウザ購入はクレジットカード前提のため、カード側の制限があると先に進めません。
一方でアプリ購入はストアの支払い設定に依存するため、ストア側で支払い手段が有効になっているかが鍵になります。
| 症状 | 決済エラー |
|---|---|
| 購入場所 | Web / アプリ |
| 主な原因 | カード制限 / ストア設定 |
| 次の動き | 別手段へ切替 |
急ぐときは、別端末よりも購入場所の切り替えの方が効果が出やすいので、Webとアプリを往復してみるのが現実的です。
購入済みなのに視聴できない
購入済みなのに視聴できないときは、購入アカウントと視聴アカウントが違うケースが最も多いです。
メールアドレスの違い、家族の端末の自動ログイン、テレビ側の別アカウントなど、原因は細かく分岐します。
まず購入完了メールが届いたアカウントでログインできているかを基準に合わせます。
次に配信ページを開き直し、開始時刻を過ぎているならページ更新を行います。
それでも変わらない場合は、アプリの再起動とログインし直しで表示が切り替わることがあります。
別端末へ切り替えたら見えなくなった
別端末へ切り替えたときに見えなくなった場合も、アカウントの一致が最重要です。
特にスマホは複数アカウントを使い分けていると、ログイン状態が端末ごとに違っていることがあります。
- 同一メールでログイン
- 端末のログインを統一
- 番組ページを再表示
- 開始後に更新
- アプリを再起動
視聴端末を増やすほど混線しやすいので、購入担当のアカウントを一つに固定し、端末もそれに寄せるのが安全です。
不安がある場合は、購入直後に別端末で番組ページを開き、視聴導線が出るかを一度だけ確認しておくと安心です。
二重購入を避けるための動き方
購入が通ったか不安なまま連打すると、二重購入の心配が出てきます。
決済確定後は、同じページを更新して「購入済み」表示に切り替わるかを見てから次の操作に移ります。
メールが届くまでに時間差が出ることもあるため、数分待ってから受信箱を確認するのが安全です。
どうしても不安なら、別端末で再購入する前に、購入履歴や番組ページの表示を先に確認します。
焦りやすい場面ほど、確認の順番を固定しておくと二重購入のリスクが下がります。
最後に要点を短く整える
ABEMAのチケット購入は、購入場所で決済が決まるので、まずアプリかPCブラウザかを選ぶのが近道です。
購入できる端末は限定されており、テレビで見たい場合は購入と視聴の役割分担が必要になります。
購入後のキャンセルや返金は原則できないため、券種と視聴期限と金額表示だけは確定前に目で追います。
購入できないときは、端末条件、アカウント一致、決済設定の順に切り分けると復帰が速くなります。
一番の安全策は、販売期限より前に購入を済ませ、同一アカウントで視聴端末へ切り替える段取りを作ることです。
あとは番組ページを開いて、券種選択から一気に進めれば、そのまま視聴までつながります。

